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授業事例

オンデマンド型 × 講義総合数理学部 微積分Ⅰ・Ⅱ
阿原 一志 先生

授業概要・オンラインの活用状況

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オンデマンド

講義の特色
  • 講義が中心
  • プレゼンテーション
開講期間 2020年度微積分Ⅰ/微積分Ⅱ:春学期/秋学期
配当年次 1年生
開講地区 中野キャンパス
履修人数 120
使用言語 日本語
到達目標 理系技術者が知っておくべき微積分の基本的事項について、概念を理解すること・計算ができるようになることを目標とする。
オンライン授業としての特長
  • 単元を細かく区切り、それぞれに小さな課題に取り組んでもらい、少しずつ確実に進めるように工夫している。単元のひとつにおいて、立体視によるVR講義をおこなった。

オンラインを活用した授業方法・内容

オンデマンド形式

作成ツール スライド原稿は「GoodNotes」というソフトを使ってiPad上にapple pencilで手書きした。ビデオ録画はZOOMを用いた。Unityを用いたCG画像を用いて、3次元の図形を解説した。
動画の平均時間 ①~⑥ すべて10分~15分
内容 単元項目を細かく分けて「基本事項」「計算例」「証明」「雑談」など、内容ごとにビデオを分けて収録した。

予復習の指示、成績評価の方法

予習 とくに予習は要求しないが、ビデオはわかるまで見てほしいと伝えた。
復習 課題プリントに取り組んでもらって、それを写真に撮ってオーメイジに投稿するように指示した。
成績評価 課題プリント(レポート機能で回収した):30%
期末試験(オリジナルにWebアプリを開発し、コンピュータ試験をおこなった。):70%

学生とのコミュニケーション

学生とのコミュニケーション方法 オーメイジのアンケート箱を毎回解説し、質問への回答はpdfにして資料として配布した。

工夫や苦労したこと

工夫した点 オンデマンドビデオは「概念の説明」「計算方法の説明」「定理の証明」など、性質の異なるものは別のビデオにして、後から参照しやすいようにした。
苦労した点 今回は行わなかったが、オンデマンドビデオにテロップを入れようと思ったものの作業量の多さにやめてしまった。
失敗した点 授業に誤りがあっても訂正しにくい。オンデマンドビデオを年間通して(10分~15分のものを)150本くらい準備したが、内容ごとに参照しやすいようにできればよかったなぁと思った。
改善した点 2019年では教室で板書というスタンダードな方法で行ったが、発展的な余談はできていなかった。オンデマンドビデオにすることにより(学生の見る見ないの選択ができることを前提に)いろいろな話題を盛り込むことができた。

授業に関連のある画像

①手書きによるスライド
②コンピュータによる期末テスト
③平行法立体視によるVR講義