授業事例
オンデマンド型 × 講義法学部 情報法Ⅰ/Ⅱ
丸橋 透 先生
授業概要・オンラインの活用状況
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オンデマンド
講義の特色 |
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開講期間 | 2020年度情報法Ⅰ/情報法Ⅱ:春学期/秋学期 |
配当年次 | 3年生 |
開講地区 | 駿河台キャンパス |
履修人数 | 春164、秋141 |
使用言語 | 日本語 |
到達目標 | 経済産業省『電子商取引及び情報財取引等に関する準則』(経済産業省のサイトからダウンロードして入手可能)に記載してある程度の内容を理解し、どの分野・業界(特に電子商取引、ソフトウェア、コンテンツ関連)においても社会人として必須となる基礎的素養を習得することを目標とする。 |
オンライン授業としての特長 |
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オンラインを活用した授業方法・内容
オンデマンド形式
作成ツール | 動画は、パワーポイントを用いて解説するZOOM録画をReadyStream ProducerのRapid Projectでつなぎ合わせてアップロードした。 毎回、正規講義時間帯にオフィスアワーをZOOMで行った。 |
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動画の平均時間 | 60分以上 |
内容 | 講義動画のストリーミング配信を閲覧済であることを前提にOh-o!Meijiのアンケート機能を用いた確認テストにより内容理解と参加を確認しつつ、ディスカッションコーナーでの質疑、感想またはZOOMによるオフィスアワーでの質疑、感想を成績評価上加味している。 |
予復習の指示、成績評価の方法
予習 | オンデマンド形式なので、指定教科書、参考資料をストリーミング配信の閲覧とともに内容確認すること自体が予習となると理解している。 |
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復習 | 小テストを行うこと、及び、中間・期末のレポートの準備をすることにより復習になるようにしているので、特に指示していない。 |
成績評価 | 〇平常点50%:以下の合計 - 毎回の確認問題の参加 - 毎回の確認問題の得点 - 毎回のディスカッションコーナーの質疑 又はオフィスアワーでの質疑 〇中間レポート25% 〇期末レポート25% |
学生とのコミュニケーション
学生とのコミュニケーション方法 | (1)Oh-o!Meiji内ディスカッション機能 (2)Oh-o!Meiji内アンケート機能 (3)Zoomによるオフィスアワーでの質疑 |
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工夫や苦労したこと
工夫した点 | ・オンデマンドのストリーミング授業においてのみ表示、解説する画面を作った。 ・毎回アンケート機能を用いた小テストを行い、平常点として評価した。 ・毎回ディスカッション機能を用いて質疑、感想を求め、平常点として評価した。 |
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苦労した点 | ストリーミング授業の収録は毎回手間がかかった。 Ready Stream ProducerのRapid ProjectでZoom録画したmp4ファイルをストーリーとして順次追加でき、最後にまとめることができることが分ってからは、だいぶ効率が良くなった。⇒画像参照 ※共有画面の解像度を下げると出力時間が節約になる。 |
失敗した点 | ストリーミング収録の際に、音声がほとんど録音されていなかったのをチェック漏れした。 |
アイデア | リアルタイム授業であれば、ZOOMの簡易アンケート機能など、インタラクティブなツールを活用することで、効果が上がると思われるが、そのための授業の設計を準備する必要がある。 オンデマンド授業については、ストリーミング教材の質・量が充実すれば効果的ではあるが、自習レベルはまちまちであるため、どうしてもLMSの機能やオフィスアワーなどを活用したフォローアップによる力業が必要となる。 オンライン授業・Web会議 ポータルサイト@ 東京大学 https://utelecon.github.io/ におけるようなグッドプラクティス事例の共有は大変参考になるのではないかと。 |
改善した点 | 2019年度の対面授業を前提としたパワーポイント教材の作り方、アンケート機能とディスカッション機能の活用については2020年度も延長線上ではあったが、ストリーミングファイルの収録と、そのフォローアップについては大きく異なった。 |