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授業事例

オンデマンド型 × 講義文学部 神経・生理心理学
川島 義高 先生

授業概要・オンラインの活用状況

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オンデマンド

講義の特色
  • オンデマンド講義が中心
  • CBTによる複数回の授業内試験
開講期間 2020年度春学期
配当年次 3~4年次
開講地区 駿河台キャンパス
履修人数 64
使用言語 日本語
到達目標 神経心理学および生理心理学の概要を理解し、さらに、脳神経系の構造とその機能、記憶・感情等の生理学的反応の機序、高次脳機能障害に関する知識を習得することを目標とする。最終的には、本授業で学んだことを、日常生活や臨床実践の中でどのように活用できるかを考えられるようになることを目指す。
オンライン授業としての特長
  • 各回を3~5つ程のセクションに分け、各々10分~20分程の動画とした。毎回、冒頭は「前回のおさらい編」を設け、復習、前回疑問点の返答を行い、授業のウォーミングアップを図った。さらに、毎回、その回で学んだことをクイズ形式で問い、感想や疑問点と共に小レポートとして提出してもらった。

オンラインを活用した授業方法・内容

オンデマンド形式

作成ツール スライドはPower Pointで作成し、動画収録はZoomを用いて、一回撮り・無編集で作成した。作成した動画はcommons-iにアップロードして、リンクをOh-o!Meijiにて掲示した。その際、各動画タイトルと時間を記し(例えば、「前回のおさらい編(15分)」等)、学生が視聴時間を把握できるようにした。 また、ハンドアウト用資料として、スライド内の文章部分をWordファイルに転写し、重要用語は穴埋め(空欄)として、動画を見て書き込めるようにした。さらに、Wordファイルは、Adobe Acrobatを用いてパスワード付きのPDFへ加工し、Oh-o!Meijiからダウンロードできるようにした。 CBTによる授業内試験は、Oh-o!Meijiのアンケート機能を用いて行い、採点・集計も付属の機能を用いた。
動画の平均時間 毎回、10分~20分程の動画を3本~5本作り、合計60分程に収まるように構成した。
内容 脳画像や脳神経系のイラスト等を毎回カラーで複数提示し、イメージをしながら各部位の機能や役割を理解できる内容とした。 「半側空間無視」や「失語症」等の説明の際は、高次脳機能障害を抱えた実際の患者さんの動画(市販の動画教材)を活用した。 神経心理学的検査は、対面での演習形態による実施が困難であったため、自記式で実施可能なものへ切り替えた。

予復習の指示、成績評価の方法

予習 各回のテーマを確認し、そのテーマに対するイメージや自身との関連について考えてから授業に参加するように伝えた。
復習 各テーマについて理解を深めるために、配布資料(スライドのハンドアウト資料)や動画内での説明を振り返る時間を設けることを伝えた。また、動画の公開期間を「常に公開」として無制限とし、いつでも復習できるようにした。
成績評価 各回の授業内小レポート(30%)、講義・実習への参加態度・積極性(10%)、授業内試験2回(各15%)、期末レポート(30%)

学生とのコミュニケーション

学生とのコミュニケーション方法 毎回の小レポートに感想や疑問点を必ず記すように伝え、次回の冒頭にて、全体の理解を促す契機となるような良質な質問や感想を個人情報をマスクしたうえで全体で共有した。

工夫や苦労したこと

工夫した点 視聴する学生が出来る限り集中力を維持できるように、ひとつの動画は20分を超えないように意識した。
ハンドアウト用資料は書き込み用の空欄を作り、集中力低下や飽きが軽減できるようにした。
小レポート用のクイズ形式の問いでは、その回の動画を視聴しないと答えられないように(ハンドアウト用資料を見ただけでは答えられないように)、口頭で答えとなる用語を伝えた。
CBTによる授業内試験では、全ての資料を閲覧可能とし、満点を取ることを目指すよう伝えた。一方、他者との相談は不正行為であることを厳重に伝えた。
苦労した点 自宅でのリモート作業の場合、毎回静かな環境で収録しようとすると家族が就寝した後の深夜帯での作業となり、慣れない時は夜通し作業となり、慣れた後も朝3時頃まではかかってしまっていた。
事例の紹介については、動画として残ることを考え、個人情報を除いた話しであっても、自身の体験談は極力控えることにした。学生に現場の体験が伝えられなかったことは残念だった。
失敗した点 Oh-o!Meijiの動画視聴履歴にこだわり過ぎていたことがあった。
アイデア 授業内試験は、公認心理師や臨床心理士試験の形態を用いた。
改善した点 2020年度開講科目のため2019年度との比較ができない。

授業に関連のある画像

CBTを用いた授業内試験の出題ページの例