オンライン/メディア授業
事例紹介WEBサイト

授業事例

オンデマンド型 × 講義政治経済学部 マクロ経済学
武田 巧 先生

授業概要・オンラインの活用状況

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14

オンデマンド

講義の特色
  • 講義が中心
開講期間 2020年度春学期
配当年次 1年生
開講地区 和泉キャンパス
履修人数 170
使用言語 日本語
到達目標 マクロ経済学の入門講義であり、受講者が広範な経済関連科目を理解するための基礎力を身に付け、経済的思考法に慣れ、現代社会での経済の仕組みや役割を把握し、様々な経済現象に対する理解を深めることを目指している。
オンライン授業としての特長
  • アニメーションと音声を加えたパワーポイント資料をOh-o! Meijiを通じて毎週提供。復習用に各種問題をOh-o! Meijiにアップし、進行に合わせて、解答と解説もOh-o! Meijiにアップした。小テスト5回、中間試験2回、期末試験をOh-o! Meijiのアンケート機能を用いて実施し、終了後にそれぞれ解答と解説を加えた。小テスト、中間試験、期末試験の得点は氏名を伏せてOh-o! Meijiにて閲覧可能にした。

オンラインを活用した授業方法・内容

オンデマンド形式

作成ツール アニメーションを加えたMicrosoft Power Pointに音声を加え、MP4に変換し、Commons-i経由で、Ready Stream ProducerからOh-o! Meiji用の動画を配信。
動画の平均時間 平均動画時間は40分程度。長いものでは90分以上要した。短く編集しなかった理由は、オンデマンドの場合、受講者が随時休憩を入れられるため。
内容 アニメーションと音声を加えたパワーポイント資料をMP4に変換後、Commons-iを使い、Oh-o! Meijiに毎週、動画をアップした。2コマ連続の半期集中講義であるため、毎週最後の30分をOh-o! Meijiのアンケートないしディスカッション機能を用いた質疑応答時間に充てた。各種問題をOh-o! Meijiにアップし、進行に合わせて、それらの解答と解説も加えた。小テスト5回、中間試験2回、期末試験をOh-o! Meijiのアンケート機能を使って実施し、終了後は解答と解説も加えた。上記試験の得点はいずれも名前を伏せてOh-o! Meijiで閲覧可能にした。

予復習の指示、成績評価の方法

予習 昨年度使用の音声無しのパワーポイントファイルをOh-o! Meijiに事前にアップし、受講者が予習できるように便宜を図った。
復習 難易度(低・中・高)の練習問題をそれぞれOh-o! Meijiにアップし、受講者に取り組んで貰い、進行に合わせて、解答と解説もOh-o! Meijiにアップした。
成績評価 中間試験(2回):50%、期末試験:50%。ただし、中間と期末で60点に満たない場合は、小テスト(5回):計25点、任意レポート(2本):計20点以内を考慮。

学生とのコミュニケーション

学生とのコミュニケーション方法 (1)Oh-o!Meiji内ディスカッション機能
(2)Oh-o!Meiji内アンケート機能
(3)メールによる連絡

工夫や苦労したこと

工夫した点 パワーポイントでのアニメーションの活用と効果的な音声入力。5回の小テストと2回の中間試験による理解度の把握と終了後の解説。
苦労した点 パワーポイントでのアニメーションの活用と効果的な音声入力には、1コマ分で3から5時間を要した。講義は半期集中のため、毎週の2コマに6から10時間を要した。質問はディスカッション機能に集約したかったが、アンケート機能や個人宛メールでの質問が多かった。
失敗した点 パワーポイント資料を丁寧に作り過ぎて、作成とともに、音声入力にも時間が掛かってしまった。
アイデア オンデマンドの場合、途中に既存の動画や資料を組み込むことで、変化を持たせる必要を感じた。
改善した点 パワーポイントのアニメーション活用と音声入力。

授業に関連のある画像

小テスト問題。小テストは抜き打ちで5回実施。授業終了30分前にOh-o! Meijiのお知らせに添付し、アンケート欄にて回答を求めた。当初は30分以内にアンケート欄での回答を望んだが、通信事情等を考慮し、3日後に変更。2回の中間試験と期末試験も同様。
小テスト解答及び解説の一例。小テスト実施後は毎回、解答と解説をOh-o! Meijiにアップ。2回の中間試験と期末試験では解答のみアップ。
小テスト成績。小テスト実施後は毎回、Oh-o! Meijiに得点を開示。得点は氏名を伏せて、受講者が学生番号から確認出来るようにした。また、正答、配点、受講者の回答も併せて開示した。2回の中間試験と期末試験も同様。
難易度(低)の練習問題の一例。教科書の各章が終わるごとに各種問題をOh-o! Meijiにアップ。問題は難易度(低・中・高)の3種類を用意。後日、難易度(中・高)には解答と解説を加えた。
講義初日終了後に実施したアンケート。視聴場所(通学圏内、通学圏外、日本国外など)、視聴手段(占有PC、家族と共有のPC、スマホなど)、Oh-o! Meijiへのアクセス具合、通信環境、講義内容の理解度などについて回答を求めた。