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対面/リアルタイム/オンデマンド併用型 × 演習商学部 特別テーマ実践科目C 「オンライン国際交流講座 ラテンアメリカ・カリブ地域異文化交流プログラム」
中林 真理子 先生

授業概要・オンラインの活用状況

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対面とリアルタイム

対面

講義の特色
  • プレゼンテーション
  • 海外大学・本学海外拠点等と連携した形式
開講期間 2009~2017年度春・秋学期、2021年度春学期
配当年次 1~4年生
開講地区 駿河台キャンパス
履修人数 10名程度(年度、開講学期により変動あり)
使用言語 日本語/英語併用
到達目標 ラテンアメリカ・カリブ(LAC)地域の異文化を真に理解し、様々な分野で将来日本と同地域の国際的なパートナーシップの橋渡しに貢献する人材を育成するため、ビデオカンファレンス等を活用した国際交流を行う。
オンライン授業としての特長
  • ラテンアメリカ地域の海外協定校の学生とリアルタイムでZoomを通じたディスカッションができる。
  • 国際機関の専門家など海外で活躍中のゲストスピーカーが随時授業にオンライン参加し、レクチャーを行う。
  • 授業により始った協定校の教員、学生、本学の教員、学生の交流がWhatsApp等を通じて長年続いていて、授業の効果の検証が続けられる。

オンラインを活用した授業方法・内容

リアルタイム形式

使用ツール Zoom
内容 協定校の学生とのビデオカンファレンス

予復習の指示、成績評価の方法

予習 報告ファイルの作成
復習 ビデオカンファレンスのフィードバックを評価シートに書き込む。
成績評価 授業内のディスカッション(ビデオカンファレンス等の準備を含む)への参加(50%)、春学期終了レポート (30%)、成果報告会での報告(20%)

学生とのコミュニケーション

学生とのコミュニケーション方法 メールによる連絡;WhatsApp、Facebook
Oh-o!Meijiを通じた資料の共有とアーカイブ化

工夫や苦労したこと

工夫した点 ・ラテンアメリカ・カリブ地域とは時差(12時間程度)があり、協定校とリアルタイムで共同で活動可能な時間が限られており、授業時間外のモーニングモジュールを活用することがあった。
・協定校の学生との交流は共通言語となる英語を使用した。
・駿河台キャンパスのNELを拠点に、メディア支援事務室(旧ユビキタス教育推進事務室)との連携を密にして、ビデオカンファレンスをより効率的に実施可能な技術的情報確保に務めた。
・ビデオカンファレンスの成果を極力大学HPに記事として発信した。
苦労した点 ・ビデオカンファレンス相手の協定校の都合で急遽スケジュールが変更になったり、接続がうまくいかないこともあるため、常に代替となる授業プランを用意しておく必要がある。
・受講生の人数や語学力が毎年異なるため、受講生が確定してから授業実施方法を再調整する必要がある。
・授業の準備に多大な時間と労力を要する
失敗した点 ・ビデオカンファレンス用の英語でのプレゼンテーション資料作成など負担が大きく、途中で受講をやめる学生が出やすい。
アイデア ・協定校関係者とWhatsAppグループを作成し、日常的に交流する。
・カンファレンスの途中でZoomのブレイクアウトルームを活用し複数の部屋に分かれて同時並行でプレゼンテーションを行うことで、100分の授業時間内で報告と議論の時間を十分に確保している。
・学生が各種情報機器の活用法について学習し提案したことを極力採用することで、学生の参加意識を高める。
・国際機関で活躍する明治大学OB、授業のOBとOGなどに適宜ゲスト参加してもらうなどして、学生がロールモデルを見ながら学習できる環境にした。
改善した点 以前よりZoomを使用していたが、教室のマイクやスピーカーの設置状況が改善し、また学生がZoomの使用に慣れ、さらに自宅から接続することも可能になり、接続時のストレスが軽減され、ビデオカンファレンスそのものの内容の充実により注力できるようになった。

授業に関連のある画像

ワシントンDCに本部を置く国際機関で上席専門家としてラテンアメリカ・カリブ(LAC)地域の社会・経済開発に活躍してきた明治大学OBが、プログラム立ち上げ当初から、学生へのレクチャーや協定校との交渉などで、名実ともに日本とLACの中継点としての役割を果たしてきた。
2017年度以前は春学期にビデオカンファレンスで交流した学生同士が、その後秋学期に協定校との短期受入プログラムにより来日して対面を果たし、NELでジョイントクラスを行っていた。
2017年度は、学生が教室に集まりカンファレンスを行っていたが、現在はZoomを活用し、全出席者が各自の自宅等から参加することも可能で、開催時間や会場確保の制約が大幅に軽減された。また、技術的なトラブルが生じることが極めて少なくなり、事前の接続テストを簡略化できるようになった。
2017年度は、学生が教室に集まりカンファレンスを行っていたが、現在はZoomを活用し、全出席者が各自の自宅等から参加することも可能で、開催時間や会場確保の制約が大幅に軽減された。また、技術的なトラブルが生じることが極めて少なくなり、事前の接続テストを簡略化できるようになった。
協定校の教員と交流を重ねともにプログラムを発展させてきた、現在はカンファレンスをよりスムーズに進めるため、前週までの授業に相手校の教員がゲスト参加し、相手大学や相手国についての簡単なレクチャーと質疑応答を行っている。
2021年度のビデオカンファレンスではCOVID-19をめぐる諸問題を統一テーマとし、様々な協定校の学生たちと議論を深めている。