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授業事例

リアルタイム型 × 講義政治経済学部 現代国家分析
西川 伸一 先生

授業概要・オンラインの活用状況

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リアルタイム

講義の特色
  • 講義が中心
開講期間 2020年度秋学期
配当年次 3~4年生
開講地区 駿河台キャンパス
履修人数 14
使用言語 日本語
到達目標 この授業履修による到達目標は、最高裁判所裁判官国民審査でおざなりの白票を投じない程度の知識を、現代日本の裁判所について習得することである。あわせて、もし裁判員候補者に選ばれた場合には、その意義を理解し辞退しない心構えを身につけることである。
オンライン授業としての特長
  • 履修者が少ないため、できるだけ発問をして学生を指名し答えさせることで、彼らの予備知識、理解度を確認している。

オンラインを活用した授業方法・内容

リアルタイム形式

使用ツール 接続ツールはZoomのみである。
内容 パワポで作った教材をpdfにして事前にOh-o! Meijiの「授業内容・資料」にアップする。学生はそれをダウンロードあるいは印刷して授業に臨む。その資料にはところどころに(  )があって、授業では資料を説明しながら(  )に入る言葉をチャットで埋めていく。

予復習の指示、成績評価の方法

予習 事前にOh-o! Meijiの「授業内容・資料」にアップしているので、授業前にそれに目を通すよう指示している。
復習 小レポートを毎回課している。また、授業開始にあっては必ず前回内容の復習を問答形式で行っている。
成績評価 平常点:40%、小レポート:10%、中間レポート:10%、期末試験:40%

学生とのコミュニケーション

学生とのコミュニケーション方法 (1)Zoom
(2)メールによる連絡

工夫や苦労したこと

工夫した点 学生の指名が片寄らないように、カードに学生氏名を記入してそれをトランプのようにシャッフルして、引いて出た氏名により指名している。学生にシャッフルしている様子をみせて、無作為の指名であることを示唆している。
苦労した点 出席をとっているが、授業中の発問に出席しているはずの学生を指名しても反応がなく、不愉快な思いをときどきした。また、苦労したわけではないが、学生たちに「顔出し」を強制できないため授業中に「孤独感」を抱いた。
失敗した点 WiFiの不具合でいったん「落ちて」しまった学生が再び入室許可を求めたとき、うっかりそれを拒否してしまい、学生から苦情のメールが届いた。
アイデア 一方通行的な講義ではなく、学生からの発言を促す工夫をする。「顔出し」せずとも学生に「見られている」との意識をもたせる。
改善した点 2019年度までの対面授業の場合、板書をする時間(書いて消す)がかなりかかった一方、オンライン授業であるとチャットに打ち込むだけで、消す必要もないので、その分時間が増えて授業で述べる内容も増えた。

授業に関連のある画像

指名カード
授業資料の一例