オンライン/メディア授業
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授業事例

オンデマンド型 × 講義情報コミュニケーション学部 知的財産法Ⅰ
今村 哲也 先生

授業概要・オンラインの活用状況

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オンデマンド

講義の特色
  • 講義が中心
  • 学則別表において、メディア授業と位置づけて実施している
開講期間 2020年度春学期
配当年次 3~4年生
開講地区 駿河台キャンパス
履修人数 232
使用言語 日本語
到達目標 著作権法の基礎的知識を理解したうえで、それが具体的な事案においてどのように適用されるかについて理解する。また、今後、知的財産権に関する諸問題に直面した際に、自ら調べ、考えられるだけの力を身につける
オンライン授業としての特長
  • 講義回と演習回とに分けて、講義回で出題した課題(小テスト)を演習の回で解説をする形式を採用。演習回では更に復習の小テストを出題した。
  • 講義の回は75分程度の授業動画を5から10つ程度の単元に分けて配信した。
  • 講義の回は、業者の協力の下でスタジオ収録し、編集をした動画を配信した。
  • 各回の課題は、選択肢式の問題を用意し、それぞれに解説も付した。
  • すべてオンデマンドで配信した。2週間以上は視聴期間(課題の提出期間)を設けるとともに、動画自体は学期末まで閲覧できるようにした。

オンラインを活用した授業方法・内容

オンデマンド形式

作成ツール e-meijiシステム(講義回)とクラスウェブ(演習回)とを併用した。学生の受講プラットフォームはクラスウェブとし、14回分の授業をセットしつつ、講義回ではe-meijiシステムの利用へと誘導した。 演習回ではCommons-iの動画をOh-o!Meijiクラスウェブに掲載したスライドはパワーポイントを用いて行い、そのすべて(同一資料)をPDF化してOh-o!Meijiクラスウェブで配布した。
動画の平均時間 75分から100分程度の動画を、5から10のセクションに分けて配信
内容 初回の授業で受講方法について詳しく解説、講義回と演習回を相互に繰り返して実施。講義回では著作権法に関する基本的事項を解説し、演習回では講義回で出題していた小テストについて詳細な解説を行った。演習回でも、確認のための小テストを実施した 課題は演習回の配信前であれば、何度でも修正して再提出可能とした。 質問はe-meijiシステムを通して回答する他、メールの質問にも対応した。全体アナウンスはクラスウェブの「お知らせ」機能を利用した。 動画未視聴/小テスト未提出は欠席扱いとし、5回以上欠席の場合、単位を与えなかった。14回実施した小テストの平均点を最終成績とした。

予復習の指示、成績評価の方法

予習 予め授業資料を読んでおく
指定した教科書の関連部分を読了する
復習 14回の全ての講義において、小テストを受講後に回答する
教科書の該当箇所を読了する
成績評価 ・Oh-o!Meijiクラスウェブでの課題(小テスト)(50%)
・e-meijiでの課題(小テスト)(50%)

学生とのコミュニケーション

学生とのコミュニケーション方法 ・メール
・e-meijiの質問BOX機能
・Oh-o!Meijiクラスウェブのお知らせ機能(全体向け)
・Oh-o!Meijiクラスウェブの「ディスカッション」機能(用意した利用されず)

工夫や苦労したこと

工夫した点 ・動画作成については、映像・音声の両面において編集を行い、視聴しやすいコンテンツを作った。
・講義回と演習回とに分けて、課題の解説を丁寧に実施。すべてオンデマンドで行うことで、受講の自由度を高めた。
・小テストについては、演習回の配信前であれば、何度でも回答し直せるようにした。
苦労した点 ・小テストは採点の手間を考えて、選択肢式を中心に作成したが、作成に苦労した(記述式は「作るは易し採点は難し」となる)。
失敗した点 ・小テストの作問にミスがあり全員正解にしたが、e-meijiシステムでは容易に点数の修正ができなかったこと。
アイデア ・小テストの回答は解説のなかで口頭で明らかにし、受講した学生であれば自分の点数を把握できるようにすると共に、演習回の配信前であれば、何度でも再提出ができるようにし、調べ学習を促した。
改善した点 ・2019年度は演習回を対面式の授業で行っており、解説の時間が十分に取れない場合があったが、本年度はすべて解説できた。
・2019年度は学期末に教場試験を行ったが、2020年度は小テストの平均点のみを最終成績とした(未提出が5回以上で単位不認定)。

授業に関連のある画像

初回の授業で受講方法について丁寧に解説。講義回と演習回を相互に繰り返して実施。
講義回では著作権法に関する基本的事項を解説。講義の授業動画は5から10つ程度の単元に分けて配信
講義回では興味をもちそうな事例や問題を多く入れた。 動画で使用したすべての資料はPDF形式で配布。
演習回では講義回で出題した小テストについて解説。 演習回でも確認テストを実施。
講義の回は、スタジオ収録し、編集をした動画を配信