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授業事例

対面/リアルタイム併用型 × 演習政治経済学部 専門演習(卒業論文)
高橋 一行 先生

授業概要・オンラインの活用状況

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対面/リアルタイム併用

リアルタイム

講義の特色
  • プレゼンテーション
開講期間 2020年度春・秋学期
配当年次 3年生
開講地区 駿河台キャンパス
履修人数 14
使用言語 日本語
到達目標 この授業履修による到達目標は、学生自らがテーマ設定をして、それを資料読解を通じて深めて行き、また適宜レジュメを作成して配布し、他のゼミ生と議論をすることにある。
オンライン授業としての特長
  • あらかじめメールを使って、全受講生にテーマの確認、議論すべき事項の整理を行う。担当する学生は自ら作成した資料を前もって他の学生に提示しておく。その上でズームと対面形式を併用して、議論を行う。

オンラインを活用した授業方法・内容

リアルタイム形式

使用ツール 大学に来る学生も自宅にいる学生も、ともにノート型パソコンの使用を勧めた。
ツール活用方法 対面参加する学生全員にパソコンを教室に持って来させた。
内容 メールで予め受講生に資料を提示し、課題を整理してから、ズーム授業に参加させた。

予復習の指示、成績評価の方法

予習 必ず配布された資料に目を通し、必要ならば参考書も読む。課題の整理をしてから受講させた。
復習 次回の授業に繋げられるよう、反省をさせた。
成績評価 どのくらい授業に積極的に参加したかということで100%判断した。レポートや試験は行わなかった。

学生とのコミュニケーション

学生とのコミュニケーション方法 (1)対面とZoomの併用
(2)メールによる連絡

工夫や苦労したこと

工夫した点 対面で参加する学生とオンラインで参加する学生との間に、不公平感が出ないように議論を誘導した。予習を十分にさせることで、円滑に学生間で議論ができるようにした。またズームで議論するだけでなく、チャット機能も使って、議論の整理をした。
苦労した点 私自身の、また学生の、パソコンやWi-fiの性能及びそれらを使いこなす技術が不十分だった。また集音がうまく行かないことがあった。
失敗した点 会議、ゼミ、講義をすべてズームでやると、それぞれのパスコードが混乱することがある。早い時期に設定しておくと、その間に別の用でズームを使用すると、先に設定したパスコードが変更されていることがある。
アイデア 対面とズームの併用で、対面を望む学生とオンラインを望む学生の両方の希望を満たすことができた。
改善した点 20年余り、ひたすら対面授業の技術向上に努めて来たが、突然新たな方法を模索せざるを得なくなった。混乱と試行錯誤で2020年度を終えた。

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