授業事例
リアルタイム型 × 語学留学生・国際連携科目 オンライン日本語短期プログラム
山森 理恵 先生
授業概要・オンラインの活用状況
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リアルタイム
講義の特色 |
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開講期間 | 2022年度秋学期 |
配当年次 | 学部1~4年生 |
履修人数 | 9名 |
使用言語 | 日本語 |
到達目標 | 日本語で、テーマ(「私の好きな人・もの・場所」「変化する生活と社会」「モノの魅力を伝える」)についてある程度詳しく話すことができる。 |
オンラインを活用した授業方法・内容
リアルタイム形式
使用ツール | zoom、Oh-o!Meiji |
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ツール活用方法 | Zoom:リアルタイム授業の実施に使用。授業中のやりとりの中で、教科書にない日本語語彙が急に出てきたときに、チャット機能を利用して文字表記を共有するなどした。 Oh-o!Meiji:グループウェブを利用。プログラムの情報共有、宿題のフィードバック、掲示板を使ってテーマに沿った投稿を共有、授業で使う教材を共有するなどした。 |
内容 | その日のテーマに関する日本語語彙や表現を確認した後、会話例を確認し、話す準備をして、ブレイクアウトルームに分かれて実際に話してみるという手順で進めた。 |
予復習の指示、成績評価の方法
予習 | 教科書に出てくる未習語彙の意味確認、教科書の説明の事前確認。 |
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復習 | その日話した内容を掲示板に投稿する。クラスメートや学生サポーターの投稿を読んでコメントする。 |
成績評価 | 成績評価を伴わない授業。 |
学生とのコミュニケーション
学生とのコミュニケーション方法 | Zoom、Oh-o!Meiji、メール |
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工夫や苦労したこと
工夫した点 | 海外のいろいろな場所にいる学生がオンラインで参加する授業であったため、授業の際、一人一人に声掛けをし、声を出す機会を設け、発言を促した。また、教師も学生も互いにはっきりリアクションすることとした。そのようにして、クラスの一体感を醸成するよう努めた。 異なる文化・異なる背景の学生が集まるため、自分の意見とは異なる意見を聞いても、相手の意見も自分の意見も大切にし、みんなが尊重されるクラスをいっしょに作っていけるよう、初回授業の前に確認をした。 |
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苦労した点 | 通信状況のため、授業中にzoomから落ちてしまう学生がいた。説明が途中になってしまったり、ブレイクアウトルームに戻るのに時間がかかったりしたとき、留学生がすぐに再びうまく参加できるように対応をするのに苦労した。 |
失敗した点 | ブレイクアウトルームに分かれて、留学生と学生サポーターが小グループやペアで話しているときに、すべてのグループを巡回するつもりが、時間配分を誤り、全てのルームを回ることができなかったことがあった。オンラインでは、ブレイクアウトルームに分かれた場合、それぞれの状況の把握が難しいため、それを踏まえた巡回の仕方を工夫する必要がある。 |
アイデア | 留学生にも明治大学の学生サポーターにも、話す材料として写真を授業前に用意してもらっていた。写真は事前に、padlet上に並べてもらうなどして、クラス全員が一目で見られるように先にしておくと、会話もスムーズに行うことができ、より活発に進むと思われる。 |