授業事例
リアルタイム/オンデマンド併用型 × 講義、演習大学院(博士前期) 数理ファイナンス特論
乾 孝治 先生
授業概要・オンラインの活用状況
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リアルタイム
リアルタイム/オンデマンド併用
講義の特色 |
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開講期間 | 2022年度秋学期 |
配当年次 | 大学院(博士前期) |
履修人数 | 16名 |
使用言語 | 日本語 |
到達目標 | 代表的金融商品の価格付けとリスク管理の方法について、理論的な背景とデータサイエンスを活用した具体的な方法について理解すること。さらに、代表的金融商品の価格付け、ポートフォリオ構築、リスク評価等について具体的な問題を扱い、EXCELやRで問題解決の方法を実装できるようになること。 |
オンラインを活用した授業方法・内容
リアルタイム形式
使用ツール | zoom、EXCEL、R |
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ツール活用方法 | データを活用した演習のためにEXCELとRを利用している。 |
内容 | 講義のテーマに沿って演習課題を用意し、EXCELでデータを配布して、翌週に解答例を示す。 |
オンデマンド形式
作成ツール | 事務局(横浜市立大学)が講義を録画して、ポータルサイトにて公開。 |
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予復習の指示、成績評価の方法
復習 | 主に演習課題について各人が取り組むことを求めている。 |
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成績評価 | 平常点:50%、演習と期末レポート:50% |
学生とのコミュニケーション
学生とのコミュニケーション方法 | 授業の最後に10分程度の質問・ディスカション時間を設けている。また、随時メールによる質問を受け付けている。 |
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工夫や苦労したこと
工夫した点 | ホワイトボードをカメラで写しても、反射等で見にくいため、zoomの「画面の共有」で iPad を直接投影している。iPadにGoodNoteというアプリをインストールしており、PDFファイルに直接文字を書いたり、ハイライトを入れたりできる。 |
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苦労した点 | 学生はカメラオフ状態で参加しており、双方向のコミュニケーションが取れないため、一方的に話しすぎる傾向が強くなり、授業終了後に喉の痛みを覚えることが多くなった。また、コミュニケーションが難しいため、講義資料はパワーポイントではなく、読んで分かるように文章を書き込んだレジュメとしている。講義用のパワポも用意した方が良いかも知れないが対応出来ていない。 |
失敗した点 | 事務局が録画に失敗したが、こちらでバックアップ録画を撮っていなかった。 |
アイデア | 本授業は、複数大学の学生が受講することから必然的にメディア授業となっている。物理的に離れた学生がリアルタイムに参加できる点において、すでに十分効果的であるが、敢えて付け加えるなら、データ演習の解答例を示す場合に、オンデマンド配信を併用することで、各自のペースで操作・入力が確認でき、教育効果が高まると思われる。 |
改善した点 | 他大学と授業時間が異なるため、開始/終了時間のズレが最も少ない1限に配置し、最後の10分を質疑応答・ディスカッション時間とした。 |