オンライン/メディア授業
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授業事例

オンデマンド型 × 講義大学院 乱流特論
榊原 潤 先生

授業概要・オンラインの活用状況

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オンデマンド

講義の特色
  • 講義が中心
  • 授業内使用の資料「映像」
  • メディア授業科目
開講期間 2022年度春学期
配当年次 大学院(博士前期)
開講地区 生田キャンパス
履修人数 22名
使用言語 日本語
到達目標 レイノルズ数の高い流れはほとんど乱流であり、層流に比べると極めて複雑であるが、その工学的応用範囲は広く、技術者として理解すべきことは多岐にわたる。本講義では、等方性乱流および単純な剪断乱流を対象として、乱流の理論および現象論について理解することを目的とする。
オンライン授業としての特長
  • 乱流は時間的にも空間的にも変化のある物理現象であるため、流れの可視化映像などの動画を見せて説明することで理解を深められる。式の導出が頻繁に出てくるが、1回見ただけでは理解が難しい場合にも、オンデマンドで繰り返し受講できる環境を提供することで、理解を深められる。

オンラインを活用した授業方法・内容

オンデマンド形式

作成ツール PowerPoint、 Commons-i
動画の平均時間 90分
内容 講義全般

予復習の指示、成績評価の方法

予習 特に指示無し。掲載した資料や動画は学期末まで閲覧できるので、いつでも予習・復習が可能。
復習 特に指示無し。掲載した資料や動画は学期末まで閲覧できるので、いつでも予習・復習が可能。
成績評価 第4回授業および第14回授業で課題を提示し、期限内に提出された解答を成績評価の対象とした。

学生とのコミュニケーション

学生とのコミュニケーション方法 E-mailによるやりとり、またはオフィスアワーにおける面談

工夫や苦労したこと

工夫した点 流れの様子が直感的に理解できるよう、流れの可視化の写真や動画を多く示した。式の導出に当たっては教科書などで省略される途中式も示すことで、理解しやすいよう配慮した。なるべく対面授業と同じような臨場感ある授業となるよう心がけた。
苦労した点 話し間違えて言い直すことは従来の対面授業でしばしばあったが、オンデマンド用としてPower Pointに録音する段階でそれが起きると録音をやり直すことが多々あり、対面授業よりも多くの時間を費やさざるを得なかった。
アイデア オンデマンド授業であっても、授業時間中はリアルタイム形式で質問を受けられるようにすれば、学生とのコミュニケーションが活発にできる。

授業に関連のある画像

噴流の速度分布(ベクトル)と瞬時レイノルズ応力分布(カラーコンター)(第2回授業)
流れの安定・不安定(第10回授業)
飛行機雲に見られるCrow不安定(第10回授業)
噴流の三次元的な渦構造(第12回授業)