オンライン/メディア授業
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授業事例

対面/オンデマンド併用型 × 演習法学部 法律リテラシー
吉井 啓子 先生

授業概要・オンラインの活用状況

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対面

オンデマンド

講義の特色
  • 複数教員がチームで運営している形式
  • 授業後にフィードバックを行っている
  • 授業内使用の資料「映像」
  • 授業内使用の資料「資料」
  • メディア授業科目
開講期間 2022年度春学期
配当年次 1年生
開講地区 和泉キャンパス
履修人数 36名
使用言語 日本語
到達目標 法律学を勉強するにあたって、ほとんどの一年生は「どのように勉強したらよいのか分からない」、「どのような準備をしたらよいのか教えてほしい」など、まったくの手探り状態であることが多い。こうした迷いや疑問をできるだけ早く解消し、法律学の勉強を楽しく進められるようにサポートすることがこの授業の目的である。
法律学を学ぶうえで必要とされる基礎知識・技術(条文の読み方、判例の読み方、法律の勉強の仕方、答案・レポートの書き方など)を身につけることがこの授業の到達目標である。
オンライン授業としての特長
  • この授業は、演習(対面授業)とメディア授業(全クラス共通の動画の視聴)を組み合わせて行っている。演習は、メディア授業の内容をふまえて行われる。演習(対面授業)前に動画を視聴してその内容を予め学ぶことにより、対面授業の内容に対する興味と理解を深めてもらっている。

オンラインを活用した授業方法・内容

オンデマンド形式

作成ツール Zoomによる録画、パワーポイントへの音声収録
動画の平均時間 1回のメディア授業について平均して1本20分程度の動画を4~5本(動画作成担当者により異なる) 
内容 演習(対面授業)とメディア授業(全クラス共通の動画の視聴)はセットになっている。たとえば、第2回の演習では「法律の勉強の仕方・レポートの書き方」がテーマとなっているが、その前に同じテーマを扱っている第2回のメディア授業の動画を視聴してもらう。

予復習の指示、成績評価の方法

予習 ●メディア授業―Oh-o! Meijiシステムのクラスウェブ上に各回の授業動画のリンク及びレジュメが掲載されているので、各回の演習(対面授業)に出席する前に対応する回の動画を視聴すること。 ●対面授業―レジュメや指定された参考書の該当箇所・文献に目を通して授業に参加すること。
復習 ●メディア授業―動画中で出された課題がある場合にはそれに取り組むこと。 ●対面授業―授業後にも、もう一度、レジュメや指定された参考書の該当箇所・文献を読み、課題がある場合にはそれに取り組むこと。
成績評価 毎回の対面授業時に提出してもらう課題レポート(100%)

学生とのコミュニケーション

学生とのコミュニケーション方法 Oh-o!Meiji内のディスカッション機能、授業のお知らせ機能

工夫や苦労したこと

工夫した点 課題レポートはOh-o!Meijiのレポート欄を通じて提出してもらい、受講者全員にコメントを付けて返却した。コメントをふまえて修正版を提出することも可能とし、修正版も評価の対象とした。
苦労した点 受講者全員の課題レポートにコメントをつけることは大変であったが、各人の理解度を見るには有益な方法であり、学生のやる気も高まるのでこれからも続けていきたい。
失敗した点 学生がきちんとメディア授業(全クラス共通の動画の視聴)の内容を理解しているか対面授業でチェックすることが大変だった。
改善した点 少人数形式であることを生かして毎回できるだけ多くの学生に発言を求めていたが、その中で動画に関連した質問を投げかけるようにした。

授業に関連のある画像

判例の読み方について学ぶ回の動画(栁川鋭士准教授作成)より その1
判例の読み方について学ぶ回の動画(栁川鋭士准教授作成)より その2
憲法の勉強の仕方・答案の書き方について学ぶ回の動画(辻雄一郎准教授作成)より
刑法の勉強の仕方・答案の書き方について学ぶ回の動画(黒澤睦教授作成)より