授業事例
オンデマンド型 × 講義情報コミュニケーション学部 社会心理学A
脇本 竜太郎 先生
授業概要・オンラインの活用状況
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オンデマンド
講義の特色 |
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開講期間 | 2022年度春学期 |
配当年次 | 1~2年生 |
開講地区 | 和泉キャンパス |
履修人数 | 305名 |
使用言語 | 日本語 |
到達目標 | ●人間の社会的情報の処理の特徴とその帰結について理解できる。 ●自己の形成と維持の心的メカニズムについて理解できる。 ●対人行動および対人関係の問題をミクロ、メゾ、マクロそれぞれの視点で理解できる。 ●集団間葛藤とその解決方法を研究知見にもとづいて分析的に考えることができる。 |
オンライン授業としての特長 |
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オンラインを活用した授業方法・内容
オンデマンド形式
作成ツール | Powerpoint for Macでスライドならびに動画作成 |
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動画の平均時間 | 1本あたり10〜20分、1回の講義を4~5本で構成 |
内容 | 1本は前回の補足ならびに質問やコメントへの回答、残りが講義動画。各講義動画の末尾で課題を出題。 |
予復習の指示、成績評価の方法
予習 | テキストを読んでおくよう指示した。 |
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復習 | 課題への回答が復習を兼ねるようにした。 |
成績評価 | 毎回の課題提出30%、対面の定期試験 70%、応用的な課題については次回授業時に解説を行った。 |
学生とのコミュニケーション
学生とのコミュニケーション方法 | ●毎回の課題提出用アンケートに、講義内容に関する質問やコメントを記入する欄を設けた。●質問やコメントへの回答動画を作成し、次の回で公開した。●Oh-o! Meiji内のディスカッション機能やメールでも質問や相談を受け付けた。 |
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工夫や苦労したこと
工夫した点 | ●図表を提示して解説する際には、言及している箇所を明示するようにした。●学習内容を現実生活に結びつけて理解できるように、講義で紹介した現象にあてはまる楽曲を探す課題(提出任意)を出し、結果をランキング形式で公表した。●極力音声が明瞭になるよう、マイクとの距離や話し方を研究し調整した。 |
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苦労した点 | ●録音の音質と音量を一定に保つのが難しく、何度も撮り直しをおこなった。●静穏な環境で録音するため、深夜や早朝に作業する必要があった。●質問やコメントが多い回は全てに回答することができず、その点に不満を持つ学生がいた。 |
失敗した点 | 音声途切れの連絡を学生から受け、再収録を行ったことが幾度かあった。 |
アイデア | ●放送大学の授業が参考になった。●新しい機材やアプリを導入することではなく、内容の構成、音質と話す速度、学生の注意の誘導といった基本的な部分に注力した。●1回の授業を複数のコンパクトな動画に分割して1動画1課題とした点や、音質を重視した点は学生から肯定的なフィードバックが得られた。●毎回の課題提出アンケートに質問・コメント欄を設けていたことで、学生の不満や要望にすぐ対応することができた。 |
改善した点 | 当初、白地に黒い文字でスライドを作っていたが、目が疲れるというコメントがあったので、背景を白からグレーに変更し、スライドのコントラストが高くならないよう配慮した。 |