授業事例
リアルタイム/オンデマンド併用型 × 講義理工学部 環境計画
山本 俊哉 先生
授業概要・オンラインの活用状況
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
オンデマンド
リアルタイム/オンデマンド併用
講義の特色 |
|
---|---|
開講期間 | 2022年度春学期 |
配当年次 | 3~4年生 |
開講地区 | 生田キャンパス |
履修人数 | 49名 |
使用言語 | 日本語 |
到達目標 | この授業の学習到達目標は、次の3点である。①地球環境問題に関わる社会的な要請に応えられる基礎知識を修得する。②持続可能な社会の都市像を理解し、その解決方法を考える能力を修得する。③自然環境の保全と再生に関する計画的な手法の基礎知識を修得する。 |
オンライン授業としての特長 |
|
オンラインを活用した授業方法・内容
リアルタイム形式
使用ツール | Zoom |
---|---|
ツール活用方法 | 学生が自ら作成したプレゼンボードを共有して発表する。また、チャットを利用して質疑応答を行なっている。 |
内容 | 初回の授業はガイダンスとしてこの授業の問題意識と全体像、進め方を伝えてリアルタイムで質疑応答を行った。最終回の授業は学生が自ら提出したレポートの内容を発表し合い、リアルタイムでその内容に対する質疑応答と意見交換を行った。 |
オンデマンド形式
作成ツール | PowerPointを使って動画を作成してcommons-iにアップロード。 |
---|---|
動画の平均時間 | 毎回5つ程度の動画に分けて収録。その合計時間は毎回平均70分間程度。 |
内容 | シラバスの通り、国内外の事例を交えながら、ビジュアルな画像を用いて解説。 |
予復習の指示、成績評価の方法
予習 | 毎回授業で配布する資料及び映像資料のファイルは、事前にOh-o!Meijiにアップロードするので、予習して授業に臨むこと。 |
---|---|
復習 | 毎回授業の終了時に演習問題を課すので、その問題を解くなどして復習すること。 |
成績評価 | 成績は、毎回授業レポートと最終レポートにより評価する。毎回授業レポートは、第1回〜第14回まで各回の授業内容に関する課題を課し、コメントを述べる(400字以上)。最終レポートは、最近の環境問題や環境計画に関するニュース(論説を含む)や論文・論考を選び、主要な論点を整理しながら自分の考えを展開し、これからの環境計画について自分の意見を述べる(2,400字〜2,800字)。毎回授業レポートと最終レポートの配点は、それぞれ70%、30%とする。単位取得の条件は、毎回授業レポートと最終レポートの合計得点が満点の60%以上とする。 |
学生とのコミュニケーション
学生とのコミュニケーション方法 | ●Oh-o!Meiji内のレポート欄のコメント機能●Zoomにおける対話●e-mailによる質疑応答など |
---|
工夫や苦労したこと
工夫した点 | 専門分野が異なる複合領域科目のため、できるだけ授業内容をわかりやすくするために具体例を挙げて講義する他、関連する参考動画のリンクサイトを貼って視聴を促した。また、学生同士の意見交換の機会になるよう、毎回提出された授業レポートの中から優れたものを10点(優秀5点、佳作5点)を選抜してそれを共有したほか、最終回は授業中プレゼンした6点のレポートごとに全員のコメントペーパーを共有した。 |
---|---|
失敗した点 | 初回と最終回を含めてオンデマンドでも受講できるようにしたが、火曜日3限というゴールデンタイムにメディア授業をセットしたため、受講希望者が他の授業と重複できない(Oh-o!Meijiのシステム上履修登録できない)ため、履修を断念したという声を少なからず聞いた。来年度からは6限など履修重複にならない時間帯にセットしたい。 |
アイデア | 複合領域科目のため、他のキャンパスからも受講可能な授業内容であり、昨年度までの履修状況を見ると専門分野の異なる学生の意見交換は効果的であると認識している。メディア授業のメリットはキャンパスを超えて履修できるところにあり、履修登録時にそれが学生に伝わるように明示していただきたい。 |
改善した点 | 昨年度は、選抜レポート10本を全て優秀レポートとしていたが、今年度はその10本のうち5本を優秀レポートとし、残りの5本を佳作レポートとして評価し、レポートとしての書き振りは多少拙いが、未選抜の多様な意見を拾い上げた。その結果、選抜レポートを目指す学生が増えた実感がある。 |