オンライン/メディア授業
事例紹介WEBサイト

授業事例

オンデマンド型 × 講義政治経済学部 地域産業論
奥山 雅之 先生

授業概要・オンラインの活用状況

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14

オンデマンド

講義の特色
  • 講義が中心
開講期間 2020年度秋学期
配当年次 3~4年生
開講地区 駿河台キャンパス
履修人数 415
使用言語 日本語
到達目標 この授業の到達目標は、地域と産業についての関係性を理解し、地域における産業の役割を深く認識するとともに、各地の産業の実態や課題を把握し、解決に向けた構想力を身につけることである。
オンライン授業としての特長
  • 空白欄のあるレジュメを用意し、オンデマンドの動画を見ながら、そこに用語を埋めたり、メモしていく方式を採用している。
  • 講義時間のうち30分は、ZOOMによるリアルタイムでの質問・ディスカッションコーナーを設置している。

オンラインを活用した授業方法・内容

オンデマンド形式

作成ツール ・プレゼンデータ作成:MS-パワーポイント ・動画作成ソフト:Vegas(冗長的な言い回しをすべてカットし、動画時間の圧縮を図っている) ・字幕作成ソフト:View
動画の平均時間 ①20分②20分
内容 ・空白箇所のあるレジュメをあらかじめ配布し、オンデマンドの動画を見ながら、空白箇所を埋めたり、メモをとったりさせている。 ・オンデマンドではあるが、リアルタイム(ZOOM)の質問コーナーを毎週開設している。

予復習の指示、成績評価の方法

予習 事前に、本シラバスの授業内容の欄に示した用語を辞典等で調べておくこと。
復習 動画に示す「課題」を実施すること。
成績評価 小レポート:30%、期末レポート(定期試験に代わる課題):70%。小レポートは、毎回、フィードバックコメントを返している。期末レポート(定期試験に代わる課題)は、定期試験に準じているので返却しない。

学生とのコミュニケーション

学生とのコミュニケーション方法 (1)Zoomによるオンライン相談
(2)Oh-o!Meiji内アンケート機能
(3)メールによる連絡 
(4)提出されたレポートにフィードバックコメントを返信

工夫や苦労したこと

工夫した点 ・理解を促進させるため、オンデマンドの動画に日本語の字幕を付けている。
・教科書や参考書と内容を連動させ、自習しやすいように内容を改訂した。
苦労した点 ・動画の作成に多大な時間がかかった(慣れれば徐々に効率的にできるようになった)。
・レポートの提出形式を守らない学生、白紙で提出する学生、違う科目のレポートを提出する学生があった。
失敗した点 ・字幕の修正・整理は手作業で、かなり時間がかかる。また、字幕の誤字・脱字を無くすのが難しい。
アイデア ・字幕は、理解度を促進させるためには効果的であるように感じた。
・オンデマンドは、コロナ後も、たとえば初年次教育などに活用できるのではないかと考える。
改善した点 ・授業内容については、対面からオンデマンドに移行したため、講義のポイントを絞る、事例を多用するなどの変更を行った。

授業に関連のある画像

色別に統一されたサムネイルで、講義回数などをわかりやすく表示
講義動画のキャプチャ画面(全編字幕付きで、学生の理解を促進)
重要ワードをブランクにしたレジュメを配布し、動画を視聴しながらワードを埋めることで能動的な修得をめざす
毎時限、動画内で小レポート課題を出して理解度を確認、レポートにはフィードバックコメントを返信